野球の試合があるのは年間たった71試合なのに…「北海道・エスコンフィールド」が人でいっぱいなのはなぜ? 「驚異の集客力」に隠された緻密な設計

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エスコンフィールドHOKKAIDO
エスコンフィールドHOKKAIDO(筆者撮影)
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プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地「エスコンフィールドHOKKAIDO」(以下:エスコンフィールド)での公式戦の観客数が、前年比で1割以上(11.2%)も増加。パ・リーグ全体の人気を、いまやグイグイと牽引する存在となった。

球場が集客に成功した理由は「野球観戦のあり方」「球場のあり方」そのものを変えたことにあるようだ。さらに試合がない日も、平日5000人、休日1万人もの人々が訪れるという。

「何で野球の観戦客が増えているの?」「球場なのに『試合がなくても楽しい』って、どういうこと?」

さっそく現地に足を運び、他のプロ野球のスタジアムと比較しながら「ココがスゴい!」ポイントを観察しつつ歩いてみよう。

試合日は野球満喫!快適空間での「野球ダイジェスト見」にハマる理由

試合中の様子
試合中の様子。ファイターズの選手会長・松本剛選手が打席に立つ(筆者撮影)
試合の様子
1回裏、ファイターズの攻撃。先頭打者の水谷瞬選手はこの球をホームラン(筆者撮影)

エスコンフィールドは定員3万5000人、3万人程度の座席と、約6000人分の立ち見スペースがある。

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