『チェンソーマン』は"映画こそ真骨頂"なワケ。公開迫る劇場版《レゼ篇》を見た筆者が解説!『鬼滅の刃』『呪術廻戦』に続ける?【画像11枚】

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劇場版こそシリーズの真骨頂となるのではないか

『チェンソーマン』は、原作の既刊22巻のうち、テレビアニメ第1期で1〜5巻まで描かれ、本作で5巻後半から6巻がアニメ化された。連載は現在も続いており、アニメ化はまだ原作全体の3分の1にも達していない。

この先の楽しみはまだまだ続くわけだが、本作を見た後で思うのは、願わくば残りすべてを劇場版にして、映画館で上映してほしいということ。それほど本作の映像クオリティの高さは飛び抜けており、物語としても映画メディアとの親和性の高さを痛感させられる。

まさに映画で映えるタイトルであり、映画でこそファンを最大限喜ばせ、楽しませることができる。劇場版こそシリーズの真骨頂となるのではないだろうか。

『鬼滅の刃』はテレビアニメと劇場版(テレビアニメ再編集版を含む)が交互に続き、ラストは劇場版3部作になる。『チェンソーマン』がどうなるかはこれからだが、テレビアニメを入れつつも、映像化の流れのメインが劇場版になることを願わずにはいられない。

【もっと読む】《映画歴代興行収入ランキング》4位に『鬼滅の刃』の衝撃!『国宝』はTOP50入りも、“TOP10に邦画実写ゼロ”。2つのランキングから傾向を解説では、映画に詳しいライターの武井保之氏が、映画歴代興行収入ランキングから見えるトレンドについて詳細に解説している。
武井 保之 ライター

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たけい・やすゆき / Takei Yasuyuki

日本およびハリウッドの映画シーン、動画配信サービスの動向など映像メディアとコンテンツのトレンドを主に執筆。エンタテインメントビジネスのほか、映画、テレビドラマ、バラエティ、お笑い、音楽などに関するスタッフ、演者への取材・執筆も行う。韓国ドラマ・映画・K-POPなど韓国コンテンツにも注目している。音楽ビジネス週刊誌、芸能ニュースWEBメディア、米映画専門紙日本版WEBメディア、通信ネットワーク系専門誌などの編集者を経て、フリーランスとして活動中。

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