『チェンソーマン』は"映画こそ真骨頂"なワケ。公開迫る劇場版《レゼ篇》を見た筆者が解説!『鬼滅の刃』『呪術廻戦』に続ける?【画像11枚】

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

シリーズ初の劇場版であり、物語的にはテレビアニメ第1期の続編新作となる本作は、待ちかねていたファンの注目が高まるとともに、新たな『少年ジャンプ』発の大ヒットシリーズ誕生への興行関係者からの熱い期待が集まっている。

デンジ
『少年ジャンプ』発の大ヒットシリーズ誕生となるか、興行関係者から期待が集まっている© 2025 M/CSMP ©TF/S

デンジとレゼの淡く甘酸っぱい出会い

原作の『チェンソーマン』は、さまざまな力を持つ異様な形態の悪魔や魔人たちと対峙する、公安対魔特異4課のデンジを含めたデビルハンターの面々との戦闘アクションが見どころであり、物語のメインになる。

そこには、スプラッター的などぎついシーンがてんこ盛り。読者を選びそうだが、意外にも若い世代の女性を含めた幅広い層に人気がある。その理由のひとつがわかるのがレゼ篇だ。

本作の前半で描かれるのは、デンジとレゼの淡く甘酸っぱい出会いの物語。生まれ育った境遇から、学校教育を受けず16歳でデビルハンターになり、公安に管理されるまま悪魔と闘うデンジには、人生への希望も哲学もなく、女性経験もない。公安対魔特異4課の上司であり、デンジをスカウトしたマキマに惚れながら、刹那的な生き方をしていた。

レゼ
レゼ© 2025 M/CSMP ©TF/S
次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事