東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #「若き老害」常見陽平が行く サラリーマン今さら解体新書

「商売に失敗する人」が絶対気づかない思考法 数字ありきで考えるのは危なすぎる

17分で読める
  • 常見 陽平 千葉商科大学 准教授、働き方評論家
2/8 PAGES
3/8 PAGES
4/8 PAGES
5/8 PAGES

常見:いいですね。根っこにあるものって、「よりよい情報」って言っても別に詳しいことを求めているわけじゃないと。一方で検索の怖さがあって、よく20代の人たちを表す言葉で「なんでもこの人たちは検索して」というのがありますが、意外に検索の仕方がわかっていないんですよ。だからレポートのコピペってあっという間に見破れるんですけどね。

石川:当時はオールアバウトは「検索で自分の気持ちを満たせない人向けの情報サイト」というコンセプトに決めたんですよね。

対象への愛情が大事

対象への愛情も大事だが、商売としてはクールに見ることも必要。これが国語と算数の使い分けです

常見:そういうコンセプト作りって大事ですよね。今日ここにいる人が、「明日また営業の現場に行くぞ」とか「社内でいろんな検討をやるぞ」っていうときに、昨日よりちょっとだけ詳しく「不の解消」とか「不」を意識するためにはどうしたらいいんでしょう。

石川:やっぱり現場に行って、距離近くやるっていうことと、あとはものにもよるかもわからないけど、対象への愛情が大事な気がしていて、「なんとかしてあげたい」という気持ちになるとか。僕らは「イタコ」という言い方をしていたんですけど、その気持ちになってくると泣けてくる、みたいな。ただ、一方でそれだけやっていると、商売にならなかったりするので、すごく引いて第三者にクールに見るという使い分けをすることが必要だと思います。それが国語と算数の使い分けなんですよね。

常見:国語算数理科社会、さらに英を加えるとグローバル展開が見えてくるみたいなね。

石川:なるほど。

常見:日本でダメでも海外で持っていけばとか、日本でこれだけしかユーザーがいなくても海外に持っていけばとか。ちょっと途方もない話になりますが。ところで、最後に「会社を使って何かやれという」この本の根っこにあるメッセージについて、伺いたいのですが、そもそもなんでこの本を書こうと思いました?

:笑

常見:いやでもそこなんですよ。起業セオリーと関係があって、なぜ本を書くかというと、世の中にドロップキックをしたいんだと。マジ蹴りじゃ、叩かれたりする。でも華麗なドロップキックだったら、みんな、「……は!」と言う。

次ページが続きます:
【「はじめての社内起業」、なぜ書こうと思った?】

6/8 PAGES
7/8 PAGES
8/8 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象