2026年のWBCでもピッチクロックの導入が見込まれる。暑さ対策と国際基準への準拠を考えて、NPBも対策を急ぐべきだろう。
この8月、日本プロ野球選手会は、NPBに対し暑さ対策のため、将来的に夏場はドーム球場中心の開催になるような日程づくりを求めた。森忠仁事務局長は「選手やお客さんに何かあってからでは遅い」と言った。屋外球場での観戦の後で、ドーム球場の試合を見ると「別天地」という心地がする。
ドーム球場を本拠地としない球団でも、7月後半から9月上旬にかけては、ドーム球場で主催試合をすることを考えるべきだろう。
実は、東京ドームや京セラドーム大阪では、すでに巨人、オリックス(阪神)以外の球団が主催試合をしているのだ。今季でいえば楽天やロッテ、西武が東京ドームで、ソフトバンクが京セラドームで主催試合をしている。この場合、球場使用料が別途かかるが、東京ドーム、京セラドームのキャパは大きい。また新たなファンを取り込むと言うメリットもある。
名古屋のバンテリンドーム、みずほPayPayドーム福岡、北海道のエスコンフィールド、さらには今、プロ野球チームが使っていない札幌ドームなども「夏季限定」で他球団の主催試合をすべきではないか。球場にしてみれば稼働日が増えて収益が上がるし、球団も試合開始時間を気にしなくてもよくなる。
この問題の抜本的な対策は「暑さを避ける」以外にないのだ。できることはすべてすべきだろう。
プロ野球(二軍)など
NPBの二軍は、140試合と一軍とほとんど変わらない試合を消化している。雨天の振替試合はないが、ファームチームは年間120試合以上のペナントレースを戦っている。
当然真夏にも公式戦を行っているが、経費の関係もあって、デーゲームが多いのだ。そもそも、広島、楽天、ヤクルト、ロッテなど二軍本拠地に照明施設がない球場も多い。
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