大変なのは選手だけではない…気温35度超える酷暑の野球観戦「命がけ」の実態

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エアコンの利いた通路では多くの人が涼んでいたが、真夏の甲子園のデーゲームは、もう限界ではないかとしみじみ思った。

プロ野球(一軍)

少し前まで屋外球場でも7、8月のデーゲームは珍しくなかったが、近年、選手の足がつるなど熱中症の症状が出たこともあり、午後1時、2時開始のデーゲームはなくなった。

しかしそれでも午後4時、5時の試合開始は散見される。8月24日の楽天モバイルパーク宮城の楽天対オリックス戦は午後4時、8月31日の神宮球場ヤクルト対広島戦は午後5時試合開始だ。いずれも日曜日のカード最終戦、ビジターチームは試合終了後宿泊せずに移動するために、試合開始を早めたのだろうが、この時期の夕方のスタンドは、空気が温まって非常に蒸し暑い。

マツダスタジアムの日没(写真:筆者撮影)

さらに午後6時試合開始であっても、マツダスタジアムや神宮球場などは、そうとう厳しい。できることなら、午後6時半とか7時の試合開始にすべきではないか。この時間帯からであれば、試合観戦はよほど楽になる。

帰りの時間が午後10時を過ぎるのは困る、という人もいるだろう。昨今の「投高打低」傾向によって、少し短くなったが、NPB公式戦の試合時間は3時間と少し。延長戦は12回までやるから、3時間半、4時間になることも珍しくない。

このためにもMLBや韓国プロ野球(KBO)や台湾プロ野球(CPBL)が導入しているピッチクロックの導入を急ぐべきだろう。MLBでは平均3時間10分だった試合時間が30分以上短縮されている。

さらにMLBは延長回でのタイブレーク(無死一二塁などの状況からのプレー開始)を導入したが、NPBはこれも追随すべきだ。すでに高校野球も導入しているが、タイブレーク制になってむしろ好ゲームが増えた印象がある。

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