ささくれや汚れがない清潔な畳にゴロリと寝転ぶ。我が家には畳の部屋がないので、この気持ちよさは旅先でしか味わえない、非日常の癒やしそのものです。

ひと心地ついたら、食事前に大浴場へ向かいます。客室数は25部屋と旅館としては小規模ながら、洗い場も広々としているうえに、大きな浴槽が3つもある贅沢な造りです。室内には熱湯(あつゆ)とジェットバス、屋外には露天風呂もあり、サウナまでついています。
夕飯の直前というタイミングが良かったのか、大浴場は貸切でした。露天風呂にゆっくりとつかり、広い浴槽で足を伸ばすと、極楽です。大平台の山肌に生い茂る緑を借景に、ひぐらしとツクツクボウシの鳴き声をBGMに、段々と暮れていく空を眺める。これぞ至福。
豪華な夕食は、和会席にしゃぶしゃぶ、溶岩焼きなど3種類から選べる

温泉で温まったあとは、旅行のメインイベントである夕食です。嬉しかったのは「港区立 大平台みなと荘」の夕食は、宿泊費の安さをまったく感じさせない充実ぶりだったこと。
筆者は和会席のコースを選んだのですが、しゃぶしゃぶや溶岩焼きも選択可能で、どれにするか迷う楽しさもあります。
席についた瞬間、料理の美しさに目を見張りました。色鮮やかに盛り付けられた前菜、季節の素材をふんだんに使ったお造り、焼き物、煮物と、まるで料亭のテーブルに座ったかのような豪華さで、食事だけで十分に1万円以上の価値を感じられます。

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