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ライフ #“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて

まるで『8番出口』の世界観…! 「不気味すぎる地下通路」「あまりに神々しい"地下神殿"」 日本各地にある《地下施設》が凄すぎた

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  • 古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家
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東京都交通局によると、これはパブリックアートの一部で、あえて不規則に並べているそうです。

筆者が訪れたときも、外国人観光客のファミリーが写真を撮りに来ていました。なお、映画のロケはこの清澄白河駅では行われていないとのことでした。

また今回、映画の公開を記念して、8月29日から11月3日まで東京メトロとのコラボキャンペーンも開催されています。作品の世界観を体感しつつ、指定地下鉄駅の「異変」を発見しながら進む、体験型謎解き脱出ゲームに参加できるとのこと(ただし、専用キットの購入が必要)。

ぐにゃぐにゃに並んだ電灯が不気味すぎる……!(筆者撮影)
『8番出口』のように「おじさん」とすれ違いそうな通路(筆者撮影)

日本が世界に誇る「地下街文化」

地下鉄の駅は全国各地にありますが、隣接する商店なども併せた「地下街」の複雑さは、世界でもトップクラス。

中でもその代表的な存在が、「梅田ダンジョン」と呼ばれる大阪府大阪市の梅田駅周辺の地下街でしょう。

通常、地下街といえば、縦横に交わる道路の地下にあるので真っ直ぐに構成されていることが多いのですが、ここは縦横斜めに道が張り巡らされています。さらに通路にも高低差があり、重層的になっていることで、より複雑になっています。

周辺にはJRや地下鉄、さらに阪急電鉄(阪急)や阪神電気鉄道(阪神)も含めると7つの駅が存在しており、駅名もそれぞれ異なっていることから、さらに複雑さに拍車をかけています。

商店街は「ホワイティうめだ」「ディアモール大阪」「ドーチカ」の3つ、さらにそこに「阪急三番街」や「大阪駅前ビル」などが組み合わさり、その総面積は約8万平方メートルとのこと。筆者はこの梅田駅近くに2年間暮らしておりましたが、結局使いこなすまでには至りませんでした。

地下なのに高い天井が特徴的な「ディアモール大阪」(写真:でじたるらぶ/PIXTA)

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【日本の地下街文化の発祥地といえば…】

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