【夏の海に大変化】"海の家のクラブ化"による騒音・ゴミ散乱時代から一転、"子どもが集うビーチ"へ 現在は「外国人トラブル」や「盗撮」に要注意
2021年、片瀬西浜・鵠沼海水浴場は民間団体としてはアジアで初となる、ブルーフラッグ認証を取得する。ブルーフラッグとは、国際NGO FEE(国際環境教育基金)が実施する、ビーチ・マリーナ・観光船舶を対象とした世界で最も歴史ある国際環境認証だ。
取得には環境美化、安全、水質、環境教育などの厳しい33項目の基準をクリアする必要がある。日本ではわずか12の海水浴場と3つのマリーナが獲得しているだけということからも、その厳しさがうかがい知れる。
「ブルーフラッグを取得しているということは、管理がしっかり行われていて、安全で快適。環境教育の場としても機能していて、誰もが楽しめる美しいビーチである証し。国内外に江の島は誰もが安心して楽しめる美しい海だと認められたと感じています」
さらに、『かながわSDGsパートナー』『ふじさわSDGs共創パートナー』にも加入し、海遊びの安全講習やビーチクリーンを定期的に行うほか、藤沢市が掲げる方針にのっとり、2025年はバリアフリーマットや水陸両用の車イスなどの設置、バリアフリートイレの設置、ルール周知看板や海の家のメニュー等を英語表記してインバウンドに対応するなど、積極的に健全化やバリアフリーな海になるよう活動を展開した。

近年は外国人によるトラブル増加で「知らんぷり」も
だが、美しく安全な海であることが広く知れ渡ったことで、江の島には新たな問題が発生した。近年、全国的に急増している外国人によるトラブルだ。
「ここを訪れる人の2割程度は外国人が占めています。ブラジル人や欧米人も見かけますが、特に多いのはフィリピンやタイ、ベトナムといった東南アジア系。おそらく就労のために来日した人たちが休日に遊びに来ているのでしょう」
マナーを守って海を楽しむ外国人も多いなか、ルールを破りトラブルに発展するケースも少なくない。
「海水浴場は、基本的には公園と同じ扱いになるので火気厳禁。しかし、“自分たちの国では海でBBQができる、だからここでやってもいいだろう”という理屈で、無理を通そうとする人もいます」
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