【夏の海に大変化】"海の家のクラブ化"による騒音・ゴミ散乱時代から一転、"子どもが集うビーチ"へ 現在は「外国人トラブル」や「盗撮」に要注意

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この黒歴史に終止符を打ったのは、行政の介入だった。

神奈川県内には藤沢市にある片瀬西浜・鵠沼海水浴場のほか、鎌倉市の由比ガ浜海水浴場、逗子市の逗子海水浴場など、あまたの名の知れた海水浴場がある。だが、軒並み海の家のクラブ化による治安悪化が深刻になったことで、海の家の開設権は藤沢市を除いたすべての自治体で、組合の管理から市の管理へと移行することになった。

開設権を守るべく、海の健全化に乗り出す

海の家の開設権を持っているのが市か組合か、その違いはコロナ禍に顕著な形で現れた。

「私たちのところは、2020年は完全休業したものの、翌年からは海の家の営業ができたんです。一方で、由比ガ浜は2年間は海の家を開設できていないと思います。市町村が許可を出さなければ海の家を立てることができない。組合が開設権を持っておらず、自治ができないことで、こんなに大きな影響があったんです」

この事態が大きな転機となり、栗原さんたちは一丸となって海の健全化を一番の旗印として推し進めるようになる。モラルの崩壊やトラブルが起きれば開設権が取り上げられることの重大さを目の当たりにし、その影響の大きさと自分たちで管理できることの大切さを、身をもって知ったからだ。

栗原さん
栗原義忠さん。地元の海をこよなく愛し、より良い環境を目指して邁進している(写真/筆者撮影)
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