【夏の海に大変化】"海の家のクラブ化"による騒音・ゴミ散乱時代から一転、"子どもが集うビーチ"へ 現在は「外国人トラブル」や「盗撮」に要注意
大きな変化が訪れたのは、2005~2006年ごろ。これまで主に地元の人たちが楽しんでいた平和な海岸に、県内外から多くの若者が押し寄せるようになった。
問題なのは、彼らが純粋に海水浴を楽しむためではなく、海の家で大音量で音楽を流し、大騒ぎをすることを目的に訪れていたということだ。いわゆる「海の家のクラブ化」である。ゴミのポイ捨て問題も深刻で、栗原さんによると、「現在の3倍ものゴミが海辺に散乱していた」という。
「昼間は人がいないのに、夕方になると続々と人が出てくるんです。海の家は営業時間を決めていなかったので、深夜まで爆音で音楽を流して騒ぐ若者たちがあふれ返るようになりました」
忘れられない黒歴史「海の家のクラブ化」で治安が悪化
それに伴い、それまで不文律ながらきちんと機能していた「互いに迷惑をかけない」という海岸のマナーは崩れ去り、治安の悪化に地元の人たちは眉をひそめ、子どもたちは海に寄り付かなくなった。
残念なことに、この問題の責任の一端は海の家にもあった。当時、理事長を務めていた栗原さんの母親が、大きな音で音楽を流している海の家に注意に行ったところ、その場では音量が下がるものの、しばらくするとまた音量を戻されてしまい、いたちごっこだったという。
「まったく改善されないまま事態は悪化していました。まさに“黒歴史”だったと思います」

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