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すごいベンチャー【34】JOYCLE/ゴミを運ばず「現地」で熱分解し、資源化

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ゴミ資源化装置を前に並ぶ社員たち
(写真:JOYCLE)

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資金調達の二極化に加え、東証グロース市場改革の荒波にもまれる日本のベンチャー。イグジットの長期化を見据えた競争力強化が待ったなしだ。本特集ではスタートアップ業界の最前線を徹底取材した。

[社 名]JOYCLE(ジョイクル)
[設 立]2023年3月
[代表者名]小柳裕太郎
[資本金*]1億2906万円25年7月末)
[従業員数]2人╱20人
[所在地]東京都港区

日本では、人口減少や老朽化により、ゴミ処理コストが上昇を続けている。財政難で処理施設の維持が難しい自治体もあり、夕張市のように「運べず、燃やせない」状況に陥るケースも出ている。東南アジアの離島などでも同様の課題は深刻で、ゴミを遠くに運ばず環境にやさしく処理する技術が求められている。

ゴミ処理の限界に挑む「現地完結型」技術

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