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【夏ドラマ】注目作の中間評価つけてみた。冴えないTBS…テレビ朝日が気を吐き、カンテレは健闘。塗り替わる【ドラマ界の勢力図】を徹底解説

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このドラマには特有のオーラがある。宮沢賢治の詩を物語や登場人物の心情とシンクロさせることで、作品全体から哲学と文学のエッセンスが色濃くにじむ。

本作には、生徒と向き合う教師たちのストーリーのおもしろさのなかに、どこか心安らぐ心地よさがある。その優しい物語は、ほかドラマにはない独特の空気をまとっている。もっと話題になっていいはずの稀有な名作だ。

結実するテレビ朝日と先取りを狙うTBS?

この夏、映画の話題に押されているドラマシーンだが、今期はテレビ朝日の健闘が目立つ。

もともと年配層の固定ファンに支えられる定番刑事ドラマで高視聴率を稼いできたテレビ朝日だが、その手法にいまの社会で関心を呼びそうな題材や事件を取り込むことで、若い世代の視聴者層にチューニングをあわせてきていることがうかがえる。それが結果を出しているのが今期だろう。

ドラマの雄・TBSは、次のブームを先取りしようとしているのかもしれない(写真:yama1221 / PIXTA)

ドラマの雄のはずのTBSは迷走を続けているかに見える。しかし、それは新たなドラマ時代の到来の前触れかもしれない。一気に道を切り開き、突き抜けていくことが期待される。

まずは今期の後半戦に注目したい。そこから話題作が生まれ、大きな風を巻き起こすかもしれない。ドラマにはそういう力がある。

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