「イヤだなと思う友だち」との上手な距離の取り方とは? 無視をしたりイヤなことをため込むのはNG!
大人でも、同じようなことはあります。
はじめは、苦手なタイプかと思っていても、話してみたらそうでもなかった、ということはあるものです。
ですから、わざわざ険悪になるようなことをしたり、あからさまに避けたりしないほうがいいでしょう。
そのうえで、無理に仲良くすることもないので、基本的な挨拶だけはしておこう、という意識でいいのではないでしょうか。
イヤなことをため込むのも考えもの
実際に、小学2年生の子にあった例をご紹介します。
学校に気の強いタイプの子がいて、その子の言うことに従う状況になっている、ということがありました。
その子がいいと言わないと、グループに入れないそうです。
そのうち、子分の立場ができて、子分の子もイヤになって、学校に行きたくないと言うようになってしまいました。
普段は普通の子でも、リーダー格の子と一緒になると悪い動きをしたり、人が変わったりすることもあったようです。
本当は、「関わりたくない」と思っているのに、どう接していいのか困ってしまい、気を遣いすぎて必要以上に、相手の機嫌をとってしまうのかもしれません。
こういったケースは、怒りを上手に表現できないために、起こっているのです。
イヤだという気持ちや、怒りの感情をうまく出せればいいのですが、ため込んで抑えてしまうのも問題です。
ほかにも、無視が順番にまわってくる、という話も耳にします。
まわりの人の目もあり、特にリーダー格の人の目を気にして、仕方なくその場の空気に合わせてしまう……ということもあるようですが、本当はどこかで連鎖を断ち切れたほうがいいでしょう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら