子ども同士のけんか!友だちに怒ってもいいけれど、これだけは守りたいこと。怒るときにも言ってはいけないことがある

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①怒りを感じたことを、まわりのせいにしない

②どんな感情も「自分が選んでいる」ことに気づく

③これ以上イライラしないことを選べる

これを意識することで、毎日をしあわせに過ごすことができるのです。

どんなことを経験して、どんな気持ちになるのかは、自分で選べるということを知っておきましょう。

怒りの輪を広げないようにしよう

●怒りをうまく扱えると毎日が楽しくなる

自分の怒りを

「誰かのせいだ」

「何かのせいだ」

とまわりにぶつけていくと、ぶつけられた人がさらに、その怒りを誰かや何かのせいにしてしまいます。

さらに、ほかの人にぶつけていくと、どんどん怒りの輪が広がってしまうでしょう。

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『まんがでわかる 子どものイライラが消える本 13歳までに身につけるアンガーマネジメント』(かんき出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

アンガーマネジメントができていないと、身近な人を傷つけてしまうこともあるのです。

でも、一人ひとりがアンガーマネジメントをできるようになれば、その怒りを誰かにぶつけて広げることはなくなります。

自分の怒りの感情をうまく扱えることは、怒りの輪を広げないために大事なことなのです。

アンガーマネジメントは、誰でもできます。

お互いを責めることがなくなり、大事な人を傷つけなくて済むようになると、苦手な人が少なくなって、毎日を楽しく過ごせるようになるのです。

ぜひ、取り組んでみてくださいね。

戸田 久実 アドット・コミュニケーション代表取締役、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事

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とだ くみ / Kumi Toda

立教大学文学部卒業後、服部セイコー(現 セイコーグループ)にて営業職、音楽業界の企業にて社長秘書を経験しながらコミュニケーション研修に携わる。2008年、アドット・コミュニケーションを設立。2015年、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の理事に就任した後、2024年より代表理事を務め、協会運営とアンガーマネジメントの普及に尽力している。大手民間企業や官公庁を中心に、研修講師として活躍するほか、書籍も含め、親や子ども向けのアンガーマネジメントコンテンツも提供している。講師歴30年以上、登壇数は4500回を超え、指導人数は25万人に及ぶ。おもな著書に、『アンガーマネジメント』『アサーティブ・コミュニケーション』『アクティブ・リスニング』(日経文庫)、『小学校教師のための言いかえ図鑑: アンガーマネジメントの手法をいかし、上手に叱る・伝えるテクニック』(誠文堂新光社)、『イラスト&図解 コミュニケーション大百科』 『アンガーマネジメント 怒らない伝え方』『アドラー流たった1分で伝わる言い方』『すごいフィードバック』(かんき出版)など多数。中国、韓国、タイ、台湾でも翻訳出版され、累計25万部を超える。

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