「地方局アナウンサーからDM」「神社が1000円プレゼント」と思ったら…。変化するSNS《なりすましアカウント》の実態とは

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

とはいえ、なりすましは海外から行われていることが多いため、実際にはInstagramなどのプラットフォーム運営会社に通報、アカウントを停止してもらうことが重要となる(対応は決して早くなく、削除されないケースも多いと聞いている)。

公式サイトで偽アカウントの警告を出したり、知人友人などに注意喚起したり、公式サイトに公式アカウント一覧を掲載しておくといいだろう。

なりすましアカウントの見抜き方はコレだ

なりすましアカウントかどうかを見抜く方法はいくつかある。

公式サイトなどを確認し、そこにSNSのアカウントIDが掲載されていれば、それは公式アカウントだと分かる。他にも、アカウントができた時期を確認し、最近できた新しいものであれば、偽物の可能性が高いと見極めることができる。

アナウンサーのアカウントであれば、テレビ局やアナウンサー同士でフォローし合っていることが多い。フォロワーを確認し、信頼できるアカウントがフォローしていれば本物の可能性が高い。

著名人や有名な団体などのアカウントでも、それだけで信用はせず、本物の公式アカウントかどうか必ず確認することが重要だ。そのようなアカウントから連絡をもらっても、安易にURLをタップしたり、誘導されたサイトに個人情報を入力したりはしない方がよい。

なりすましの対象は次々と変化し続けている。ここでご紹介した以外にも、意外なアカウントがなりすまされる可能性があるので、くれぐれも注意してほしい。

高橋 暁子 成蹊大学客員教授/ITジャーナリスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

たかはし あきこ / Akiko Takahashi

書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。 SNSなどのウェブサービスや、情報リテラシー教育などについて詳しい。元小学校教員。『若者はSNSに「。」をつけない 大人のためのSNS講義』(講談社+α新書)など著作多数。『あさイチ』 『クローズアップ現代+』などメディア出演多数。公式サイトはこちら

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事