「地方局アナウンサーからDM」「神社が1000円プレゼント」と思ったら…。変化するSNS《なりすましアカウント》の実態とは
東京大神宮、上野東照宮などは、一時120を超えるなりすましアカウントが乱立していた。神社曰く、通報しても次々と増えていく状態だったという。
フォローすると、冒頭の女性のように偽サイトに誘導されたり、投資を持ちかけられたりすることがほとんど。個人情報などを入力すると、お金を騙し取られたり、個人情報を盗まれたりする。
地方局アナから相談が寄せられた

「地方局アナウンサーのチャットグループがあるのですが、みんなが続々と『自分の偽アカウントが現れた』『私も』と言っていて。なぜ私たちが狙われるのですか?」と、筆者はある地方局アナウンサーから質問を受けた。
「みんな、フォロワーが数千人とかであまり多くないんですよ。それなのになりすまして、どんなメリットがあるのでしょうか」
札幌テレビ放送、石川テレビ放送、テレビ山梨、チューリップテレビなどの地方局のアナウンサーが、続々となりすまし被害に遭っているという。
被害者のフォロワー数を確認してみると、公式アカウントのフォロワーは3000〜1万人強程度のことが多く、中には1000人台ということも。偽アカウントもフォロワーを1000人程度集めており、ぱっと見では非常に見分けづらくなっている。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら