【保存資料あり】「いつの間に…⁉︎」自分のSNSアカウントが知人に詐欺メッセージを送っていた?<Instagram・X・Facebook・LINE>の乗っ取り手口

「突然、自分のSNSにログインできなくなった」「知り合いが急に別人のようなメッセージを送ってきた」ーーこんな経験を持つ人は少なくないだろう。実は今、InstagramやFacebook、XなどのSNSで「不正ログイン」の被害が増えている。
不正ログインで、自分のアカウントが犯罪に利用される
不正ログインの相談件数は、IPA(情報処理推進機構)が7月23日に公開した「情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況[2025年第2四半期(4月~6月)]」で確認できる。本発表によると、不正ログインの相談件数は前四半期から約2.3%増の267件となっている。もっとも多い相談は、前四半期と同じく「FacebookやInstagramなどに不正ログインされて、自分ではログインできなくなった」だという。

なぜ不正ログインによるアカウント乗っ取りが行われるのか。その理由は4つある。1つ目は、個人情報の窃取、2つ目は詐欺への勧誘、3つ目は別の不正ログインへの踏み台、4つ目はアカウントの売買を目的としたものだ。

アカウントの持ち主はIDやパスワードなどの個人情報を盗まれ、不正ログインされたうえに、他サービスへの不正ログインにも利用されてしまう。攻撃者は不正ログインに成功するとすぐにパスワードを変更し、アカウントの持ち主がログインできないように設定する。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら