夏休みに観たい《懐かし映画・7選》。中高年は“あの頃の青春”がよみがえる…?「号泣必至の感動作」「叙述トリックの名作」などご紹介

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原爆ドーム
今年は終戦から80年となる。戦争について改めて考えたり、思いを寄せたりする時間も増えるだろう(写真:denkei / PIXTA)

描かれるのは、つらく悲しいエピソードばかりではない。彼らの人生には、喜びも笑顔もたくさんある。そんな生活を淡々と映す物語に引きつけられ、気づくと彼らの境遇や心の底に抱える切なさ、やるせなさに寄り添っている。ラストには涙が止まらなくなる。

ある映画祭で本作を観たときに、会場で号泣してしまった。心に深く突き刺さっている戦争映画の傑作だ。広島では舞台版が不定期に上演されており、今年も8月2日、3日に行われた。

夏休みに見たいあのアニメ映画

サマーウォーズ
細田守監督の初のオリジナル長編アニメだ(写真:映画「サマーウォーズ」公式サイトより引用)

意見は分かれるかもしれないが、個人的に“泣ける”でつながる夏休み映画のオススメが、細田守監督の初のオリジナル長編アニメ『サマーウォーズ』(2009年)。

数学が得意で気が弱い高校生の主人公が、夏休みに憧れの先輩の実家を訪れ、彼女の大家族とともに仮想空間で起こった現実につながる危機に立ち向かう物語だ。

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