
「まだ宿題やってないの?」
毎年この時期になると、全国の保護者から同じ叫び声が聞こえてくる。子どもは「まだ大丈夫」と涼しい顔。親は焦り、イライラが募る。結局、夏休み最後の数日で家族総出の宿題大会が始まる。この繰り返しだ。
なぜ同じやりとりを繰り返すのか? それは、子どものタイプを見誤っているからだ。
「早くやりなさい」の一言で動く子もいれば、まったく響かない子もいる。そこで今回は、子どものタイプを7つに分類し、それぞれに効果的な声かけを解説する。この声かけを習得すれば、部下への話しかけ方などビジネスにも使えるはずだ。
人を動かす7つのタイプとは
それでは、まず7つのタイプについて簡単に解説していこう。
新刊『わかりやすさよりも大切な話し方』では自分視点ではなく、相手視点で話す6つのルールと、7タイプごとの話し方、接し方について徹底解説した。
この7つのタイプ分類は、もともと会社などの組織で活用されているものだ。上司と部下のコミュニケーション改善に使われてきた。しかし、実は親子関係にもそのまま応用できる。
まずは、次のように大きく3つのグループに分けよう。
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