劇場版《鬼滅の刃》ヒットの一方で「盗撮」「違法アップロード」の被害も。日本映画最速で「興収100億円突破」の本作が業界に与える影響は?
本作の鑑賞体験が良い思い出になれば、その人はまた次回、映画館で映画を見たいと思えますし、その際には劇場で触れた他作品の予告編などもその後押しとなっていきます。
たとえば今のアニメ映画なら、8月1日に公開されたディズニー&ピクサーの『星つなぎのエリオ』や8日公開の『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』、今年11月公開の細田守監督最新作『果てしなきスカーレット』など。本作鑑賞時に予告映像を見て、気になった作品を見つけたという人も少なくないはずです。

映画興行の盛り上がりに期待
映画館で映画を見る人の数が増えることで、今後のアニメ映画、ひいては日本の映画興行はますますの盛り上がりをみせることもできるでしょう。
コロナ禍に『無限列車編』で劇場の窮地を救った『鬼滅の刃』は、今回の『無限城編』から始まる3部作で、今後数年もしくは数十年の映画興行文化の柱となろうとしているのかもしれません。
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