平日ランチ「オーダーしたら料理が来るまでスマホ」の人は要注意!“搾取される側”にならないための《考える力》の養い方とは?具体的に伝授

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もっと厳しい言い方をすると搾取される側に知らずとなってしまっている、ということだ。

その時間があれば、自分が収益をもらう側に立つことも考えるべきだし、バイトでもすれば確実に手取りは増える。

さきほどのスマホの例と同様に、考えないがゆえに小さな損をコツコツしているような状態だ。

もちろんそれらをわかったうえで、それでもいい、というのも個々人の考え方なので当然ありだ。

しかしながら、そういったことを理解せず、考えずに過ごしてしまっては自分自身の人生のクオリティにも影響が出かねないのも事実だろう。

まだまだある“頭の体操”

海外の事象に応じて日本の株価が変動するのは何故か? 牛乳はなぜペッボトルではなく紙パックなのか、などなど。

日々の生活において考えるクセをつけて、どんどん好奇心を持ち、質問する力を身に付けるべきだ。

少なくとも漠然と「そういうものだ」として何も考えずに生きるよりは、少しは自分自身のことを知るよい機会になるだろうし、自分の生活を改める機会になる可能性すらある。

大切なことは、日々仕事や生活で抱えている不満や不安をそのままにせず、何故なのか、何ができるのか、などを考えるきっかけを見つけるということだ。

自分の生活なりを変えられるのは自分しかいないのは当たり前だ。

誰かがいいチャンスを与えてくれるわけでもないし、いい生活を与えてくれるわけでもない。

当然誰かが自分にとっての正解を教えてくれるなんてこともない。

であるがゆえに、日々身の回りのことに対して知的好奇心を持ち、考える力を養い、自分自身の仕事と人生の軌道修正を迅速に行い、日々前に進むべきなのだ。

安井 元康 『非学歴エリート』著者

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やすい もとやす / Motoyasu Yasui

MCJ社長兼最高執行責任者(COO)。アニメーションの企画・制作を手掛けるベンチャー企業を経て、MCJにて東証への上場を経験。その後、経営共創基盤にて戦略コンサルタントして9年間活躍し、2016年3月にMCJに復帰。著書に学歴コンプレックスに悩みながらも独自の方法でキャリアを切り開いてきた様子を描いた『非学歴エリート』(飛鳥新社)や、自分ならではの人生を生きる術を描いた『極端のすすめ』(草思社)等がある。

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