平日ランチ「オーダーしたら料理が来るまでスマホ」の人は要注意!“搾取される側”にならないための《考える力》の養い方とは?具体的に伝授

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後は立地を考慮して家賃も想像してみたり、飲食における大きなコストの1つである水道光熱費も業界平均の対売上高比率なんかを考慮すれば何となくの平日ランチ時間における収益性は把握できる。

そのうえで、もう少し客単価を上げたほうがいいな、とか、回転が上がるようなメニュー構成に変えるべきだ、とかバイト人員がちょっと多いかな、とかいろいろと考えてみる。

そのうえで、この平日ランチ収益では心もとないし、立地的に週末はヒトは少ないだろうから、ディナーでアルコール類も提供することがやはり収益の柱なのか、とか考えをめぐらす。

そう考えると、意外とバーとかパブって時間当たりの収益性だけを考えると結構優秀なのかも、とかいろいろと考えてみたりもできる。

何を隠そうこれは実際に私が若い頃に頭の体操としてやっていたことだ。

もちろん単なる頭の体操なので、正解である必要はないし、外食である必要もない。

コンビニの場合

日々利用するコンビニなんかでもよいのだ。

コーヒーやドーナッツやらどんどん提供するものが増えるのは何故か、とか新商品がものすごい頻繁に出てくるのは何故なのか、などを考えてみる。

そうすると前者については、家賃や人件費が変化することなく、つまり運営コスト=固定費は変わることなく、追加メニューやサービスを投入することでプラスアルファの収益機会を狙っているのか、とか考えたりもできる。

後者については、コンビニという利用頻度が比較的高い業態であるがゆえに、飽きられないようにしているのかな、とか、メーカー側からしても本格市場投入するにあたっての実験の場なのかな、とか考えてみる。

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