子どもは保護者が与えたものを食べます。共働きで忙しい現代の家庭では食事の準備に十分な時間が取れず、手軽に食べられるスーパーの総菜や加工品に頼る機会が多くなりがちです。
その結果として高脂質・高糖質の食事が日常化してしまっている家庭も少なくありません。
料理はそんなに難しいものではない
もちろん私も3人の子どもを育てた身として、子育て中の親御さんの日常が慌ただしく、常に忙しいのはわかります。しかし、いまの親御さんたちは「作るのが面倒くさい」「料理は手間がかかる」と料理に対して過剰に苦手意識を持っているような気がしてならないのです。
なぜ面倒なのか、時間がかかるのかというと「その都度、いちから作ろうとしている」からだと思います。
確かに仕事から疲れて帰ってきて魚をさばいて野菜を切って、レシピを見ながら調味料を調合して……とやっていたのでは大変です。時間がいくらあっても足りないでしょう。
でも下ごしらえがしてあって合わせ調味料さえあれば、本当に仕上げだけ、ものの10分、15分で食卓を整えることが可能です。その方法を「安部ごはん」で伝えました。
幼少時に何を食べさせるかはその子の一生を左右する大きな問題です。子どもたちを生活習慣病予備軍にしないためには「いま」が大事です。
夏休み、真っ只中です。お昼ご飯も家で食べることが多くなります。
「忙しいから」「時間がないから」と買ってきたものをレンチンして出すのではなく、本気で考えてみてほしいと思います。
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