家族との時間は「スキマ時間」にしてはいけない…仕事と無関係そうな予定こそ実は重要という"逆説"

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

そうすると、何とも家族との時間が充実します。"スターバックスコーヒーに誘ってみる"だけでもかまいません。するとスケジュールがどんどんいっぱいになります。

仕事や遊びだけではなく、家族とのスケジュールも書き込むことが大事です。あなたの大切な未来が明確になります。何度も言います。暇つぶしのために家族がいるわけではありません。

【POINT:家族との予定も仕事同様にスケジューリング! 予定が埋まるほど家族との時間が充実する】

ビジネスランチを付き合いじゃなく「勝負」に使う

あなたはビジネスランチの時間をどう活用していますか? 仕事で成果を上げるためにも、ランチの時間を有効活用することをお勧めします。

僕にとっては、ビジネスランチは腹ごしらえだけではない、チャンスの時間です。たとえば、今日はある情報雑誌の副編集長と、銀座のお鮨屋さんでランチです。そのスケジュールのメモには、こう書いてあります。

① クライアントA社の情報を伝える
② クライアントB社の社長をコラムで取り上げてもらうため、資料を渡す
③ 僕の本がブレイク中なのを伝える。書評で紹介してもらえないか相談する
④ 編集会議でどんなネタが議論されているのか探る

と4項目、記載してあります。

僕は毎週月曜日から金曜日まではランチミーティングを入れています。相手はメディア関係者から会社経営者まで、仕事で関わりのある人と食事をしながらミーティングをしているのです。

① 御社の広報が、もうちょっとこうすれば良くなる、と伝える
② インタビュー時の社長のシャツ、ネクタイが好印象ではないことを伝える
③ ブログに書いている内容に関してアドバイス

など、経営者には直接いろいろなアドバイスをしています。つまり、お金を生むランチなのです。ランチの値段が1500円で2人で3000円でも、数千万円に変えるのが僕の目的です。

何が言いたいのかと言うと、ランチの前に目的を決めなければならないということです。そして、「美味しいご飯を食べる」というのは、目的に入っていません。もちろん、家族や恋人との美味しいランチは美味しくて楽しければいいのですが、ランチミーティングは仕事です。完璧でなければなりません。

次ページランチの「場所」も重要
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事