家族との時間は「スキマ時間」にしてはいけない…仕事と無関係そうな予定こそ実は重要という"逆説"

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この世の中に「当たり前」というものはありません。家族と朝ごはんを食べるのも当たり前と思ってはいけないのです。

先方である家族にも予定があるかもしれません。「次の水曜日の夜、一緒にご飯食べない?」「家でもいいし、外食してもいいし」と誘ってみましょう。すると、反応が返ってきます。そして、調整がつけばスケジュールに入れるのです。

家族の誕生日、結婚記念日など、何でもスケジュールに入れていきましょう。面倒かもしれませんが、仕事のスケジュールを入れるように家族との時間も調整していきましょう。

ちなみに、僕はタクシー移動の時間のところに「母に電話」と書いてあります。夕方の時間帯でタクシーに乗ることがあれば、その間、5分でも10分でも電話をかけます。スケジュールに入れておかないと、コミュニケーションをとるのを忘れてしまうからです。

そしてスケジュールを見渡すと、「今週は電話する時間がないな」と一目瞭然になります。そこで「よし、木曜日のここで電話できるな」と電話をする時間を入れ込みます。

スケジュールは「毎日必ず見る」ことが大事

そう、スケジュールは入れるだけではダメです。毎日必ず見ましょう。できれば今週だけでなく、来週のスケジュールも見るようにしましょう。そして「家族と過ごす時間が少ないな」「ランチを一緒にできるかもしれない」「ここは今から休み」と決めてスケジュールに書き込むのです。

もしかすると仕事よりも大切な家族。そんな家族を粗末にしないためにスケジュールに入れ込み、分析をします。仕事の量を減らさず、所得も減らさず家族との時間を作る努力は、非常に大切です。

あとは、習慣化することです。毎日親に電話やLINEをすると書いておけば、するようになります。「話す内容がない」「書く内容がない」と思うかもしれません。それならランチの話や、気候の話でもOKです。

習慣にすれば本当に小さなことでも話せます。そして実行してみるとわかることがあります。「スケジュールが結構いっぱいだ」という事実です。

「家族と一緒に駅まで行く」「旅行について話し合う」「お小遣いUPの交渉をする」「子供の進路について話し合う」「スーパーへの買い物につき合う」など、書き込みましょう。

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