家族との時間は「スキマ時間」にしてはいけない…仕事と無関係そうな予定こそ実は重要という"逆説"

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僕の仕事は人の命に関わりませんが、判断力とクリエイティビティが本当に重要な仕事です。脳が働かないと失業してしまいます。

なので、ちゃんと寝ようと決めたのですが、気がつけば深夜まで仕事をしていたり、本を読んでいたりして、睡眠不足になりがちでした。すると、判断力が鈍ってきたり、さらに昼間も眠くなったりして効率が悪くなってしまったのです。

そこで、無理やり寝ようと決めて、スケジュールに書くようにしました。実は鉄道員やパイロットも、そんなふうにスケジュールに書いて、管理しているそうです。

「睡眠の質」もアプリでチェック

スケジュールに書けば、寝るのを忘れることもありません。22時に帰って、22時半にはお風呂に入ります。そして、23時には無理やりベッドに入るスケジュールにしたのです。

『仕組み化する人はうまくいく 先延ばしをなくし「すぐやる人」になる55の法則』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

ちなみに僕は今、iPhoneアプリを活用し、睡眠を確保しています。どんなに忙しくても、トラブルがない限り23時に寝てしまいます。22時半には、アプリから「就寝の準備をしましょう」とお知らせが来るので、パソコンを閉じてお風呂に入り、寝る準備をします。

さらにベッドに入ると、iPhoneのアプリ「Sleep Cycle」を使って設定しています。90分の眠りのサイクルやイビキをかいたかどうか、チェックしています。できる限り深く眠るように努力もしています。

そう、睡眠を馬鹿にしてはいけないのです。人間にとって非常に大切なのです。もしかすると、仕事やご飯よりも大切かもしれません。

一説には、睡眠不足は死を招くとも言われます。睡眠は本当に大切です。ですからベストな環境でベストな睡眠をとるために、ゆっくり寝るのです。また、徹夜をなくすと仕事を短時間で済ませようという知恵が湧いてきます。それも僕の中では重要です。

だまされたと思って、寝る時間を決めて、スケジュールに睡眠と書きましょう。それは人生を大きく変える日です。健康な身体を保ち、ビジネスの成功にもつながるでしょう。

【POINT:寝る時間は先に決めよう! 睡眠ファーストで仕事の質も上がる】
野呂 エイシロウ 放送作家 戦略的PRコンサルタント

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のろ えいしろう / Eishiro Noro

1967年愛知県生まれ。中学生の頃からラジオに親しみ、「人が読みたくなる投稿」を追究した結果、「オールナイトニッポン」などで連日投稿が読まれるように。大学時代には学生マーケターとして、学生向け家電の企画立案・宣伝・PRに携わる。愛知工業大学卒業後、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で放送作家デビュー。『ザ!鉄腕!DASH!!』『特命リサーチ200X』『奇跡体験!アンビリバボー』などの構成を担当。30歳で、戦略的PRコンサルタントの活動をスタート。テレビ番組作りのノウハウを生かし、数々の企業の商品・サービスを次々とヒットに導く。250社以上のコンサルティングを担当。

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