《桜蔭→東大理3現役合格》ただの「優等生」では語れない、“飽きるほど勉強”したトップエリートの学生生活とは

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部活は中1から卓球部。桜蔭には活動が週に1度の軽い方と週3度の厳しい方の2通りの部活があり、私は厳しい方に所属しました。さらに私は生徒会活動もやっていて、文化祭の各団体の申請予算の確認や用途を確認する作業が入りました。夜中の12時~1時まで作業したり、勉強したりする日々が続きました。

飽きるほど勉強したクリスマス模試

――それは大変ですね。その状態の中で、勉強時間はどのくらい確保していましたか?

朝は7時に起床して、30分で準備して家を出発。授業を受けて、部活や塾がある日は参加してから帰宅、ない日は即帰宅します。本当なら部活があっても勉強すべきですが、やっぱり体力的にきつくて、寝てしまう日も多かったですね。

だからこそ、部活と塾が重なっている日は、逆にチャンスでした。塾に行けば、強制的に自分を勉強させられますから。もちろん、塾が終わったあとも、授業が時間通りに終わって早く帰れれば、自宅で自習します。

忙しい合間を縫って、1日5時間〜8時間は勉強しました。部活を11月に引退してからは鉄緑会の高3クラス決めテスト(クリスマス模試)一直線で対策勉強。

さすがに勉強しすぎて、クリスマス模試前には勉強に飽きてしまい、本番もあまり手ごたえがありませんでしたが、平均があまりよくなかったので、順位的には上の方でした。おかげでSA1クラス(最上位クラス)に入れましたし、結果だけ見れば悪くないのかなと。

ただ、反動なのか、クリスマス模試後は全く勉強しませんでしたね。高3になってから「高2の春休みにやっておけば……!」となんど悔やんだことか。

――なるほど。高3になってからは、どのように過ごしていましたか?

高3になると、部活も生徒会もなくなって、高2より余裕ができます。12時までに床に就き、毎日6時間~7時間は寝られる生活に。家ではもちろん勉強漬け、休日は最低8時間以上机に向かったのではないでしょうか。

模試の結果は、夏も秋も河合がAで駿台がB。駿台でも一度くらいAを取りたくて頑張りましたが、結局取れず。悔しかったですね。ただ、落ちるとは思っていませんでした。3学期になって学校がなくなってからは、ずっと家にこもって勉強。平均9時間くらいはやりました。ただ、この勉強時間は結構あいまいな部分があります。

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