「やってみる=最強の才能」だとなぜ思えない?「迷い続ける人」が"一生変われない"シンプルな理由 

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
迷ったら心で動け、すぐ動け
迷っている間にも、人生の大事なチャンスはどんどん過ぎていきます(写真:78create/PIXTA)
若手プロデューサーとして、音楽、イベント、地域活性、ブランドづくりまで多領域を横断し、企画立案から実行までを一気通貫で手がける安達勇人氏
俳優・声優・アーティストとして培った表現力に、地元・茨城を拠点に展開する発信力と巻き込み力が加わり、数々のプロジェクトを成功させてきた注目の若手実力派プロデューサーである。
その安達氏が、このたび初の著書『迷ったら心で動け、すぐ動けを刊行した。
自身の働き方やチームづくり、人間関係、コミュニケーションの本質に加え、「直感で動く」「挑戦を恐れない」といった自身の行動哲学まで余すことなくまとめた、迷いに立ち止まりがちなビジネスパーソンの背中を力強く押す一冊である。
その安達氏が「迷い続ける人が一生変われない理由」について語る。

「人生で3回くらい、大切なものを選ばないといけない」

僕は人生で何度か「本当にやりたいことは何なのか」と向き合わざるを得ない瞬間に出会ってきました。

迷ったら心で動け、すぐ動け: 人生を最高に楽しむ「心のブレーキ」のはずし方
『迷ったら心で動け、すぐ動け: 人生を最高に楽しむ「心のブレーキ」のはずし方』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

おじいちゃんはいつも「人生で3回くらい、大切なものをどちらか選ばないといけないタイミングが来る」と言っていて、当時は深く考えていませんでしたが、大好きだったアイドル活動を卒業すると決めたとき、その言葉の本当の意味が腹に落ちました。

あのとき、僕は迷いました。不安もありました。

でも最後に残ったのは「自分に嘘をつきたくない」という気持ちでした。

迷い続けると、人は一歩も前に進めません。スタートしなければゴールには絶対に着かない。

これは僕自身が身をもって経験したことです。

この記事では、僕がなぜ迷い、どうやって決断してきたのか。そして迷い続ける人がなぜ変われないのか。その理由を、僕自身の言葉でお伝えしたいと思います。

次ページ増えていく「迷い」
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事