「やってみる=最強の才能」だとなぜ思えない?「迷い続ける人」が"一生変われない"シンプルな理由 

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僕はずっと「本当にやりたいこと」と「今やっていること」の間で揺れ続けていました。アイドルの仕事も大好きだったし、ステージに立つ時間も宝物でした。

でも、僕の原点である声優や俳優としての活動は、どうしても捨てられなかった。

茨城を盛り上げる活動もしたい。嘘をつかずに生きたい。その思いが強くなるほど、「迷い」も増えていきました。

悩み抜いた末、僕はリーダーに「やっぱり僕の原点である声優・俳優の仕事は捨てられないし、茨城を盛り上げる活動がしたい」と伝えました。

そのうえで、大好きだったアイドルとしての活動にケジメをつけ、円満に卒業しました。

卒業当初は不安でいっぱいでした。でも声優としても俳優としても仕事が増え、毎日のように取材が入るようになりました。

あの一歩がなければ、今の僕はいません。

迷うというのは、「心の声」がちゃんと聞こえていない状態です。

「心の声」が聞こえないまま走り続けると、どこかで必ず苦しくなります。

迷い続ける人が変われない一番の理由

迷い続ける人が変われない理由はとてもシンプルです。スタートしないからです。

本気でやりたいことがあるなら、賽を振らなければ何も始まりません。

「スタートしないとゴールにはたどり着かない」

どれだけ悩んでも、悩んでいる時間は人を前に進めてくれません。それどころか、自信を失わせてしまいます。

迷っている間にも、人生の大事なチャンスはどんどん過ぎていきます。これは断言できます。

僕自身、迷いのせいで動けなかった時期があり、「あのときほんの少しでも動いていれば」と思うことが今もあります。

だからこそ言いたい。迷い続ける人が一生変われない理由は「動かない」というただそれだけです。

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