「夜のスマホ時間」が人生を変える資産になる。年間数百時間のスキマ時間を発掘し、無理なく副業が継続できる一生モノの時間管理術

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時間のイメージ
副業のための時間を作り出す「時間調整術」とは? 日々の生活の中の「なんとなくの時間」を見える化する方法をお伝えします(写真:C-geo/PIXTA)
「副業に興味はあるけれど、時間がない」──そう感じる人は、もしかしたら時間の使い方を客観視することで解決できるかもしれません。
働く人を中心に1000人以上を取材したライターの華井由利奈氏は、新著『月10万円を楽しく稼ぐ ちょいワーク図鑑』で、ちょっとしたスキマ時間にちょうどよく稼げる仕事「ちょいワーク」を図鑑形式で100個紹介しています。
以下では華井氏が、取材の過程で「ちょいワーク」を上手に行っている人たちから聞いた、「なんとなく過ごす時間」を「金の鉱脈」に変えるテクニックを解説します。
スケジュールを「見える化」して隠れた時間を発掘し、無理なくちょいワークを継続するための時間調整術とは?

スマホを眺めるだけだった夜を有効活用

「時間がない」と感じる人は、自分の時間の使い方を客観的に把握できていない可能性があります。

時間管理の第一歩として、現実を把握することから始めてみるのがおすすめです。

まずは、1日のスケジュールを「見える化」してみます。

GoogleカレンダーやTimeTreeなどのスケジュール管理アプリに具体的に入力するのがおすすめです。

このとき、単に仕事の予定を書き込むだけでなく、睡眠時間、通勤時間、食事、そして最も重要な「なんとなくの時間」も含めて、入力するようにします。

手帳ではなくアプリを使う利点は、移動中でもすぐに修正・確認できる点、そして「繰り返し」の設定が簡単にできる点にあります。

ポイントは、

「夜9時から10時半まで、YouTubeとSNSを視聴」

「昼休み後の15分間、メールチェックと称してWebニュースを徘徊」

というように、実際の行動を正直に書き出すことです。

これを実際にやってみると、意外な発見があるはずです。「忙しい」と思い込んでいたスケジュールのスキマに、実はかなりの“遊びの時間”が隠れていることがわかります。

この隠れた時間こそが、今後の人生を変える金の鉱脈です。

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