「夜のスマホ時間」が人生を変える資産になる。年間数百時間のスキマ時間を発掘し、無理なく副業が継続できる一生モノの時間管理術

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「予定どおりに進んだか?」

「何に時間がかかってしまったか?(仕事? 急な依頼? それとも誘惑?)」

「副業の時間を作れなかった原因は何か?」

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と振り返ることによって、「夜1時間は確保できたが、朝30分の早起きは続かなかった」という現実が見えてきます。

原因がわかれば、あとは調整するだけです。

「1日当たり2時間の副業(朝1時間+夜1時間)」という設定を「1日当たり1時間30分の副業(朝30分+夜1時間)」に変更します。

変更後のスケジュールでも、平日5日間行えば、1週間で7時間30分、1カ月で30時間、1年間で360時間もの時間を生み出すことができます。

無理をして続かない2時間よりも、無理なく継続できる1時間30分の方が、長期的に見て圧倒的に大きな成果を生み出します。

休養のための癒やしタイムをすべて削って副業に充てるのではなく、休養と副業のバランスをとることが大切です。

「自分のための時間」を取り戻す戦略

今回紹介したのは、単なるスケジュール管理術ではありません。

これは、「なんとなくの時間」から、「自分のための時間」を取り戻すための戦略です。

日常生活から捻出した貴重な1時間、1年で換算すれば数百時間という積み重ねは、やがてキャリアを支える新たなスキルや、人生を豊かにする経験となって返ってきます。

まずはスケジュール管理アプリを開き、時間という名の資産を、どこに、どれだけ投資するかを考えてみてください。

スマホを眺める5分、飲み会に費やす2時間。その選択1つ1つが、1年後のあなたを形作っているのです。

華井 由利奈 ライター

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はない ゆりな / Yurina Hanai

愛知県出身。大学卒業後、印刷会社に就職。コピーライターとしてトヨタ系企業など100社以上の取材を行った。現在は独立し、女性活躍、ビジネス、生活情報など幅広い分野で執筆。今までに取材した人数は1,000人以上。大学や教育講座での講演も行う。著書に『月10万円を楽しく稼ぐ ちょいワーク図鑑』(東洋経済新報社)、『一生困らない 女子のための「手に職」図鑑』『一生役に立つ しんどくならない「ひとり暮らし」ハンドブック』(いずれも光文社)がある。

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