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意外な商機! ≪リユース着物≫が「億円ビジネス」に “無人販売&量り売り”が拓く新市場とは?

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「ほかのアイテム同様に共通マニュアルがあり、それに則って査定をしていますが、例えば証紙付きの紬や作家モノなどは、持ち込まれた顧客の希望と折り合いがつかない場合もあります。当社では店頭に出すときの価格設定を重視した買い取りを行っていますので、高価な着物の場合は、お持ち帰りをお勧めすることもあります。

それでも買い取り希望はひっきりなしですね。全国には未だ数兆円の着物がタンスに眠っているという話もあります。持ち込まれる方々の“誰かに着てもらいたい”という気持ちを大切にし、次の人に渡す橋渡しの役目を担っていければと考えています」(長谷部氏)

資源を生かし、裾野を広げることで着物業界を後押しできるか

昭和の高度成長期から平成中期まで、日本に余裕があった時代に作られてきた着物は、ファストファッション化する現代の洋服とは比べようもないほど、手間をかけて作られた贅沢品である。

持て余している側にはタンスの肥やしを現金化する絶好の機会であり、これから着物を着たいと思う層には、安価でよいモノを手に入れられるチャンスだ。

よいモノに触れると、そこから先の世界も見たくなる。そうして着物文化に興味を持つ人が増えれば、着物業界にも明るい兆しが見えてくるのではないだろうか。

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