【聞き上手診断】あなたはどのタイプ? 無意識に「会話をぶった切っている人」「どんどん盛り上げていく人」の違い
「美味しい店を見つけるのがうまいよね!」といった答え方が浮かんだあなたは、聞き上手の素質が十分にあります。なぜなら、会話の主人公が、話している「相手」その人になっているからです。
このタイプの人は、ラーメンという「情報」の奥にある、相手の「体験」や「感情」に興味を向けることができます。「隠れた名店を見つけたんだね、すごいね!」という称賛が込められているのです。
このように、相手を主人公にして話を聞くことができると、相手は「この人は、ラーメンの話ではなく、ラーメンを好きな“私”に興味を持ってくれているんだ」と感じ、とても嬉しくなります。
そして、安心して自分の気持ちや経験を、さらに話してくれるようになるのです。これこそが、「いつ仲の人」が自然と実践している聞き方なのです。
「相手を主人公にする」ための小さなコツ
もしあなたが、AやBのタイプだったとしても、落ち込む必要はありません。少し意識を変えるだけで、誰でもCの「相手が主人公」の聞き方に近づくことができます。
コツは、相手の話を聞きながら、「この人は、なぜ今、この話をしてくれているんだろう?」と、その背景にある「気持ち」を想像してみることです。
「美味しいラーメン屋」の話なら、「この嬉しさを誰かに伝えたかったのかな」と想像する。「子どもが熱を出した」という話なら、「心配で不安な気持ちを、誰かに聞いてほしかったのかな」と想像する。
そうやって相手の気持ちに寄り添う姿勢を持つだけで、あなたの相づちや質問は、自然と相手を主役にしたものに変わっていくはずです。
この「聞き上手診断」が、皆さまにとって、ご自身のコミュニケーションを見つめ直し、より温かく、豊かな人間関係を築くための一助となれたなら、これほどうれしいことはありません。
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