【聞き上手診断】あなたはどのタイプ? 無意識に「会話をぶった切っている人」「どんどん盛り上げていく人」の違い

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

それでは、さっそく診断を始めてみましょう。

あなたの友人や同僚が、雑談の中で「うちの近所に、すごく美味しいラーメン屋があるんだよ」と、あなたに話しかけてきたとします。

このとき、あなたの頭の中に最初に浮かんでくるのは、次のうちどの言葉に近いでしょうか? 少し考えてみてください。

A:「へえ、そうなんだ! 私の家の近所にも、美味しいラーメン屋があるよ。そこはね……」
B:「どんなラーメンなの? 醤油? それとも豚骨?」
C:「へえ、そうなんだ! ほんと、美味しい店を見つけるのがうまいよね!」

……いかがでしたか? あなたの思考に最も近かったのは、A、B、Cのどれだったでしょうか。

この答えによって、あなたの聞き方の「主人公」が誰になっているのかが、見えてきます。

【診断結果】あなたの会話の主人公は誰?

Aを選んだあなたは……主人公「私」タイプ
書籍『いつの間にか仲良くなっている人たちの世界』の刊行を記念し、プレゼントキャンペーンを開催中! 詳しくはこちら

「私の家の近所にも……」と、すぐに自分の話に切り替えようとしたあなたは、残念ながら「聞き上手」とは言えないかもしれません。

このタイプの人は、相手の話をきっかけにして、自分が話したいことを連想してしまいます。会話の主人公は、完全に「私」になっています。

相手は「美味しいラーメン屋を見つけた」という小さな喜びを共有したかっただけなのに、その主役の座をあっさりと奪われたように感じてしまいます。相手はあなたとの会話に満足できず、次第に「この人に話しても、結局自分の話に持っていかれるな……」と感じ、口数が少なくなってしまっているかもしれません。

Bを選んだあなたは……主人公「ラーメン」タイプ

「どんなラーメン?」「お店はどこ?」と、ラーメンやお店そのものに興味が向かったあなたは、相手の話を遮ることなく、会話を広げようという意識がある方です。決して悪い聞き方ではありません。

しかし、この場合、会話の主人公は「ラーメン」や「お店」という「モノ」や「情報」になっています。会話はそれなりに続くかもしれませんが、それはあくまで事実確認のやり取りです。ラーメンの情報が出尽くせば、そこで会話は終わってしまいます。

相手の「気持ち」に寄り添っているとは言えず、人間関係を深めるような会話に発展しにくいのが、このタイプの特徴です。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事