250万人のレシートデータで判明「売れているアイス」全国・地域別ランキング

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(写真:picture alliance/gettyimages)

猛烈な暑さが続き35度を超える場所もあり、スーパーのアイス売り場には多くの人が足を向けている。店頭にはさまざなアイスが並ぶが、どのような商品が売れ筋なのか。

東芝データが、約250万人のレシートデータから得られる購買情報を基にした「アイス売れ筋ランキング」を公表している。2025年4月(1カ月間)のアイスの購買数量が多い商品について、全国および地方別にランキング化したものだ。

ランキング1位は?

全国のアイス売れ筋ランキングの1位は、森永製菓の「チョコモナカジャンボ」(シェア3.44%)。

2位は江崎グリコ「ジャイアントコーン アソート」(シェア2.94%)。チョコナッツ、クッキー&チョコ、チョコ&ミルクの3種類の合計値。

3位は明治「エッセルスーパーカップ 超バニラ」(シェア2.24%)という結果となっている。

地域別では東北地方で森永製菓の「しましまうまうまバー」がトップになるなど、全国ランキングとは異なる傾向が見える。

結果について東芝データの担当者は以下のように分析する。

「乳成分の量によって『アイスクリーム』『アイスミルク』『ラクトアイス』『氷菓』の4種類に分けられるアイスですが、乳成分が一番多い『アイスクリーム』や、乳成分が次に多い『アイスミルク』が上位を占める傾向が顕著に見られました」

「地方別ランキングでは、北海道地方で『カップアイス』が3つランクインし、東北地方では期間限定のアイスが3つランクインするなど、地方ごとの特徴も明らかとなりました。なお、『氷菓』は全国ランキングと同様に地方別ランキングでも、4月時点ではランクインしないことから、季節トレンドや消費者の味覚変化を捉えるリアルタイムな分析の重要性を改めて認識しました」

このランキングは東芝テックが開発・運営し、東芝データが運営を支援する電子レシートサービス「スマートレシート」のデータを活用したもの。スーパーや生協、ドラッグストアのポイントカードと連動しているケースが多く、ユーザーのボリュームゾーンは30代~60代女性の主婦層だという。

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