天一が大量閉店…逆に増えてるチェーンには《意外な共通点》が!ラーメン業界で進む「郊外化」の"残酷"すぎる理由

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天下一品 池袋西口店
大量閉店が話題となった「天下一品」。もっとも、昨今では都市型のラーメンチェーンは苦しく、郊外型のチェーンのほうが勢いがある(筆者撮影)
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「天下一品」大量閉店のニュースが世間を騒がせた。

6月30日に東京を中心とするいくつかの天下一品が同時に閉店したのだ。背景には、その運営を行っていたフランチャイジーの事情があるだろうと予測されている。

しかし、そもそもの話、現在のラーメンチェーンを見ていると、都市部が苦しい。勢いのあるラーメンチェーンはどちらかといえば郊外型のラーメンチェーンなのである。

勢いのあるラーメンチェーンは「郊外型」

今回閉店した天下一品は10店舗。東京を中心とする店舗だ。実は、昨年にも東京周辺の天下一品が大量閉店しており、2年連続で都市型の天一が減少している。

そもそも天下一品自体、どちらかといえば都心に多く立地しており、大雑把にいえば「都市型ラーメンチェーン」といえる。

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