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【2年ぶりの復活、軽トールワゴンの大本命】11年ぶりのフルモデルチェンジ、ダイハツ新型「ムーヴ」。スライドドア初採用で向上した利便性

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  • 三木 宏章 東洋経済オンライン編集者・記者
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新色のグレースブラウンクリスタルマイカ(写真:ダイハツ工業)

最後にグレード構成と価格。グレードは「RS」「G」「X」「L」の4グレード構成で、従来設定されていたカスタムは廃止。価格はRSが189万7500円~、Gが171万6000円~、Xが149万500円~、Lが135万8500円~。昨今は軽自動車でも200万円台が増えているが、最廉価グレードで135万円台、さらに量販グレードのXでも150万円を切る価格設定は嬉しいポイントだろう。

また、カスタムが廃止になったが、メーカーオプションとディーラーオプションを組み合わせた2種類のアナザースタイルも設定。「ダンディスポーツスタイル」と名づけられたアナザースタイルは、エンブレムやガーニッシュにダークメッキを採用し、そのほかエアロやピアノブラック調加飾の内装パネルを備えたスポーティさが際立つモデル。もう1つの「ノーブルスタイル」は、内外装ともにカッパー色をあしらい、上品さと上質さを強調。ムーヴカスタム廃止を補強するモデルといえそうだ。

ライバルと明確な差別化を図ったムーヴ

アナザースタイルパッケージ(ダンディスポーツプラスプラン)の外観(写真:ダイハツ工業)
アナザースタイルパッケージ(ノーブルシックプラスプラン)の外観(写真:ダイハツ工業)

ライバルとなるワゴンRをはじめ、ホンダの「N-WGN」などはヒンジ式のドアを採用しているので、その点でスライドドアの採用は大きなアドバンテージになるだろう。

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また、10年連続軽自動車販売台数No.1のホンダ「N-BOX」をはじめ、スズキ「スペーシア」などのスライドドアを採用のスーパーハイトワゴン系とも競合してきそうな予感がする。近年の軽自動車は、ムーブが属するハイト系より、より背の高いスーパーハイト系が人気だが、スライドドアの採用で、その中間を埋める存在になりそうだ。

2年ぶりの復活となり、注目度の高いダイハツの新型ムーヴ。利便性の優れ、低価格な新型ムーヴを待ちわびていたユーザーも多いだろう。ムーヴとして11年ぶりのフルモデルチェンジ、さらに認証不正問題後では初の新型車なので、今後の販売動向についても注目していきたい。

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