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「上司がいて帰れない」「会議で意見が言えない」”遠慮がちなビジネスパーソン”が意識すべき人間関係を円滑にする「聞き方&話し方」7選

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  • 大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事
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ただし、意見だけではなく、人格を否定されるような言葉があれば、パワハラの可能性も。ひとりで抱えず社内の相談窓口などに相談しましょう。

愚痴には同感ではなく共感を

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愚痴を聞くときには「わかる」と相づちをうたないようにしましょう。「わかる」というのは「自分も同じことがあったからわかるよ」という意味で、同感を示す言葉です。

同感されると、相手はわかってもらったと思って距離感を縮めます。「同じような体験をしている人がいた」「この人に話せば大丈夫」と安心感を覚えます。なかでも依存傾向が強い人はどんどん距離感を縮め、プライベートと仕事との線引きがなくなります。

また、「今忙しいから」と聞くのを断ったりすると「裏切られた」と感じ、今度は一転して攻撃してくることも。

愚痴を言われたら、同感ではなく共感を示しましょう。共感とは「自分と相手を別のものとして理解する姿勢」です。

「私にはわからないけどあなたはそう思うのね」と、適度な距離を保ちながら話を聞くようにしてください。ネガティブな感情をぶつけられて、心を痛め疲れてしまうときは、その人から少し離れることも大切です。

自分の気持ちを理解して、相手の心に届く言葉選びを

人間関係を築くとき、まずは相手を理解することからと思いがちですが、じつは違います。円滑なコミュニケーションのためには、まず自分の気持ちや意思を自覚することです。「○○を手伝ってほしい」「△△な気持ちを理解してほしい」という明確なものがあってこそ、人にそれを伝えることができます。ですから、意識を自分に向けることが大切になってきます。

自分の気持ちを自覚できたら、次に言葉にすることを実践してください。トライ&エラーで、相手が受けとりやすいボールを投げ、相手のボールもしっかりキャッチできる、わかり合えるやりとりを目指しましょう。それを続けることにより、人との関係はよい方向へと変化します。

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