「上司がいて帰れない」「会議で意見が言えない」”遠慮がちなビジネスパーソン”が意識すべき人間関係を円滑にする「聞き方&話し方」7選

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意見がないときも意思表示を

○:みなさんの意見に合わせます。
×:何でもいいです。/私のことは気にしないでください。

複数人で何かを決めるとき「何でもいい」「私のことは気にしないで」と言う人がいますが、そう言われるとかえって周囲が気を遣ってしまうことも。本当に何でもよいなら「みなさんの意見に合わせます」と、決定権をほかの人に委ねる明確な意思表示をしましょう。

ただし、そのあとに「そんな話になったならやっぱり反対」とは言えません。何か希望があれば「○○以外ならできます」と、事前に伝えてから委ねると、周りも話を進めやすくなります。

あとから決定した報告を受けたら「承知しました。話し合いありがとうございました」とお礼を言いましょう。自分の代わりに話し合いをしてもらったときは、感謝の気持ちを伝えるのがマナーです。

退社時刻後の帰宅は遠慮しなくて大丈夫

○:お先に失礼します。/今日は15時までなので失礼します。
×:先に帰ってもいいですか?

退社時刻をすぎて自分の仕事が終わったら「お先に失礼します」と言って帰りましょう。上司が残っているからといって自分も残る必要はありません。定時より早く帰るときも、届け出や引き継ぎができていれば遠慮しないで退勤しましょう。緊急で対応が必要な場合などでないかぎり、自分の意思で退勤してOKです。

ただし、黙って帰るのはマナー違反です。帰るときは必ず誰かにあいさつをしましょう。早上がりなら「今日は15時までなので、お先に失礼します」と言えば大丈夫です。あとで「あれ、○○さん帰っちゃったの」と言われないように注意しましょう。

後輩への依頼はサポートする姿勢で

○:○○を△△してください。わからないことは聞いてください。
×:これやっておいて。/あなたならできるよ。

「これくらいの仕事、あなたならできるよね」というのは、後輩を信頼しているようにみえて、じつは失礼で無責任な言い方です。相手は面倒な仕事を自分に丸投げされたと感じることも。期待を示すときは「この仕事をあなたにお願いしたいです」とストレートに言いましょう。相手はあなたから信頼されていると感じ、「がんばろう」という気持ちになるはずです。

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