つまり、東大の入試問題は「周りの人はどんな解答を作っているのだろう?」ということを考える必要があるということですね。

東大志望者が多い学校というのは、こういう点で非常に有利です。クラスに東大志望者が1人しかいない空間だと、自分の解答としか向き合うことができません。
でも、クラスに何人も東大志望者がいる学校であれば、「Aくんはこんな解答を作っていたんだ」「Bさんの解答と比べて、自分の解答はこういうポイントが薄いな」ということを理解することができます。
他人と比較することで成績も上がる
実際、いくつかの名門校ではそれを意図して、今回のドラゴン桜の漫画のワンシーンと同じように、しっかりと「〇〇くんの解答はこんな感じだったので、ここがよかった」「△△さんの解答は、よくあるミスをしてしまっている。今回この解答と同じようにミスをしている人は多かったので気をつけるように」という指導をしています。他人と比較することで成績が上がっていくというわけですね。
東大に限らず、記述問題を解くうえで、「他の人はどう解答しているのか」を考えるのはとても重要だと思います。みなさんもぜひ、この考えを活用してみてください。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら