デッドラインは6月14日のトランプ大統領誕生日の前?「日米造船協力」は関税交渉を打開する「切り札」になりうるか

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ここから先はお馴染みの競馬コーナーだ。

25日は優駿牝馬、オークス(東京競馬場、芝コース、距離2400メートル、G1)が行われる。

3歳牡馬の場合は、しばしば日本ダービーでは皐月賞馬と違う馬が来る。むしろ皐月賞では負けた馬の逆転劇が印象に残る。その点、牝馬は桜花賞からオークスで距離がいきなり800メートルも長くなるのに、桜花賞馬があっさりとオークスでも勝ってしまう例が少なくない。

オークスは「過去4勝の鞍上」を擁する桜花賞馬から

となれば、桜花賞でクビ差のワンツーとなったエンブロイダリー(5枠9番)とアルマヴェローチェ(1枠1番)、オークスではどっちから買いますか?という問題になる。前者は祖父が、後者は母父がダイワメジャーであり、因縁のライバル関係とも言えそうだ。

桜花賞馬エンブロイダリーはここまで5戦して4勝。簡単に2冠馬になってしまいそうにも見える。逆に2着馬のアルマヴェローチェは2歳女王でもあり、距離延長に期待ができそうだ。どちらから行くか悩ましいところながら、エンブロイダリーの鞍上はオークスで過去に4勝しているクリストフ・ルメール騎手である。こちらを信頼したい。

単穴としては、この2頭と勝負付けが済んでいない馬ということで、フラワーカップ2着のパラディレーヌ(2枠3番)を採りたい。あとはカムニャック(7枠15番)、エリカエクスプレス(8枠18番)、リンクスティップ(3枠5番)まで。

この日曜日、府中の天気予報は雨100%だとか。この週末は、この季節にはめずらしい雨のオークスを堪能したい。

※ 次回の筆者は小幡績・慶応義塾大学大学院教授で、掲載は5月31日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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