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海底撈、ココス、くら寿司…。“映え”に疲れたZ世代が、大衆チェーン店に求めた新しい共感の形態

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  • 原田 曜平 芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授

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(写真:eizan/PIXTA)

突然ですが、今、Z世代の若者たちは、友達の誕生日にどのようなお祝いをしているかご存じでしょうか?

「インスタ映え世代だから、きっとオシャレな映えるお店でお祝いしているのではないか?」

あるいは、

「今の若者はあまり消費意欲が少ないから、地味なお店で慎ましくお祝いをしているのではないか?」

と考える方も多いかもしれません。

答えはどちらも「ノー」です。

「映え」もやや古く、「慎ましいお祝い」も彼らのニーズにマッチしません。今回は、Z世代の現役大学生たちが、「新しい若者の誕生日祝い」について解説してくれます。

【写真を見る】海底撈、ココス、くら寿司…。“映え”に疲れたZ世代が、大衆チェーン店に求めた新しい共感の形態(7枚)

サブ垢でユーモラスな日常を投稿

Z世代の間で、さまざまな飲食チェーン店で提供される「大衆チェーン店バースデー」が人気だ。

これまで、Z世代が友人の誕生日を祝う定番の場所と言えば、特別感のあるおしゃれなレストランなどがよく使用されてきた。しかし最近は一転し、「にぎやか」「シュール」な状況で友人の誕生日を祝うZ世代の姿が多く見られるようになってきている。

SNS上でも、Z世代はメインのインスタアカウントでは、おしゃれな雰囲気で統一されて写真を投稿をする一方で、親しい人たちだけに見せる「サブ垢(サブアカウント)」(インスタには親しい人だけにしか投稿を見せない機能が存在する)では、よりリアルな日常のユーモラスな投稿をするようになっている。

左はあるZ世代のメインアカウント、右は同一人物のサブ垢(画像利用許可を取得)

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