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三井住友カードとPayPay、ソフトバンクがタッグ。これまで対立軸にあったクレジットカードとコード決済が融合する時代の幕開けとは

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター

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クレジットカードとスマホ決済の最大手同士が手を結んだ(筆者撮影)
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国内キャッシュレス決済比率が42.8%に達し、政府目標の40%を超えた2025年5月、決済業界に激震が走った。クレジットカード最大手の三井住友カードと、QRコード決済最大手のPayPay、そしてITの巨人ソフトバンクという3社による包括的業務提携の発表である。

「決済の大連立」と銘打たれたこの提携は、単なる業務協力の枠を超え、日本のキャッシュレス市場の地殻変動を予感させる。これまで対立軸にあったクレジットカードとコード決済が融合する時代の幕開けとなるのか、5月15日の記者発表会から、その全容と戦略的意図を読み解く。

経営者間の関係から生まれた異例の大連合

今回の提携は、主に2つの柱で構成される。1つ目はソフトバンクと三井住友カードによる「革新的な顧客体験」の創出だ。ヘルスケア分野への共同進出やAI技術の活用などが含まれる。

2つ目はPayPayと三井住友カードによる「決済の大連立」。PayPayでの三井住友カード優遇、Oliveアプリ(SMBCグループの総合金融サービス)でのPayPay機能統合、VポイントとPayPayポイントの相互交換といった施策が並ぶ。

左から、PayPayの中山一郎社長、ソフトバンクの宮川潤一社長、三井住友フィナンシャルグループの中島達社長、三井住友カードの大西幸彦社長(筆者撮影)

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