心臓にはおびただしい数の…愛犬を死に至らしめた”生き物の正体”とは?「室内飼いだから大丈夫」と考えるのは危険すぎるワケ

✎ 1〜 ✎ 13 ✎ 14 ✎ 15 ✎ 16
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

一般的にバーニーズ・マウンテン・ドッグの平均寿命は7~11年です。たしかに10歳は高齢といえる年齢です。

しかし、病理解剖を進めていくなかで見つかったのは、半分以上が腫瘍に侵された肺と、心臓の中でとぐろを巻く無数の生き物。イヌを飼っている方はご存じでしょうが、イヌにとっての天敵である、フィラリア(犬糸状虫)です。

成虫は体長20~30センチにもなる

フィラリアは蚊によって媒介される寄生虫で、成虫になると体長20~30cmにもなります(写真 ※外部配信先では写真を閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。

フィラリア(左)とイヌの心臓に寄生したフィラリアの標本(写真:大谷撮影/撮影協力:目黒寄生虫館)
成虫になると20~30cmにもなる(写真:編集部撮影/撮影協力:目黒寄生虫館)
次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事