
今回はカビが原因で亡くなったインコたちの話です。写真は共同筆者・大谷さんの家のオカメインコ(写真:大谷さん撮影)
飼っている動物が病気になったら、動物病院に連れていきますよね。動物病院には外科、内科、眼科など、さまざまな専門領域の獣医師がいますが、獣医病理医という獣医師がいることを知っていますか?
この記事では、獣医病理医の中村進一氏がこれまでさまざまな動物の病気や死と向き合ってきた中で、印象的だったエピソードをご紹介します。
この記事では、獣医病理医の中村進一氏がこれまでさまざまな動物の病気や死と向き合ってきた中で、印象的だったエピソードをご紹介します。
「鳥吸い」はほどほどに
「インコの香りがするアイス」が話題となり、よく売れているようです。
インコなどの鳥には、羽の保護のために尾脂腺から分泌される脂や、食べている穀物に由来する独特のにおいを放つ個体がいます。おもしろいことに、セキセイインコとオカメインコなど、鳥の種類によってもインコ臭は異なります。
このにおいは、一般的に「天日干しをした布団の香り」「焼きたてのパンの香り」といわれ、ネコに顔をうずめてにおいを楽しむ「ネコ吸い」のように、「鳥吸い」をたしなむ鳥好きも少なくないのだとか。
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事