プレゼンのコツは女優と女子アナに学ぼう すぐに実践できる「秘密のルーチン」を伝授

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③体操する

第3ルーチンは本番直前の決まりごと、「準備体操」です

本番直前に深呼吸や手のひらに「人」と書いてリラックスする方法がありますが、そういう定番はかえって本番を意識することになり、逆に緊張してしまいます。意識的に体を動かし、こわばっている筋肉をほぐすほうが効果的です。

プレゼンや大切な面接の前に両手を上に向けたり大きく広げたり、自信のある人間がするポーズをとるのがおすすめです。こうした行為によって気持ちがポジティブになり成功率が向上するというのは、ある実験でも証明されています。

プレゼン上手な人の中にも、かつては人前で緊張しやすく話し下手だったという人は少なくありません。人前で上がらないのは才能ではない。妄想と体操で準備して役になりきって本番に臨めば、緊張を防ぐことができるのです。

女性は誰でも生まれながらにして女優だと言われます。これら女優のルーチンは、女性に適したルーチンだと思いませんか。

続いて、伝えたいことを上手に話すためのルーチンをご紹介します。

伝えたいことを上手に話すためのルーチン

伝えたいことを聞き手にわかりやすく話すには、思考法や話し方、体の使い方といったスキルが重要です。でもスキルと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのが、本番でうまく話すための仕組み作りです。

MC、司会者、キャスターといったプロも本番で実践しているルーチンなので、名付けて「女子アナルーチン」。「置き場所」に関する次の2つのルーチンです。

①目の置き場

プレゼン下手がやりがちなのが、パソコン、映写スクリーン、資料、台本など、自分の資料ばかりに目線を向けてしまうパターン。これでは、伝えたいことが聞き手に届きません。

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