「条件は年収800万円以上で大卒」37歳女性の婚活がハマらないワケ…同じ環境でもスルリと成婚できてしまう女性との決定的な“差”

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お見合いは、条件ありきの出会いであるため、誰しもが理想的な条件を持っているのは自然なことだ。

そんななかでみきは、婚活において、“タバコを吸わない”や“親と同居していない”といった具体的な条件や状況を重んじていた。そして、そうした男性が現れたのだが、“交際終了”を出された時点で、一転して相手の欠点をあげつらった。

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対照的に、なおこは婚活において“一緒にいて落ち着けること”“誠実な人柄であること”といった、相手の人柄(内面)を重視していた。

もちろん、理想を持つことは大事だが、具体的な条件や状況にこだわりすぎると、相手の本質(人間性)が見えなくなる。結婚にとって一番大切なのは、目の前の相手と一緒に未来を作っていけるかどうかではないか。

結婚できるタイプ・できないタイプ

婚活をしても、結婚にまで進めない女性のタイプをまとめてみた。

・選ばれるよりも選ぶ視点が強い
・自分を軸にした目線で相手を見ている
・結婚相手の本質ではなく、条件にこだわる
・相手が見つからないことの焦りが激しい
・振られた自分を認めず、いつも振る立場でいたい

一方で、婚活で結婚できる女性は、こんな感じだろう。

・相手の優しさや愛情をまっすぐに受け入れられる素直さがある
・自分軸ではなく、相手の立場に立って関係を築こうとする
・結婚は一緒に日々を築いていく関係だと理解している
・ともに成長できるかを考える
・他人の結婚と自分の結婚を比べない

結婚できる女性とできない女性の違いは、結婚に向かう心の柔軟性と現実適応力ではないだろうか。

結婚していく女性は、“出会ったときの感触や、条件で相手を判断する”のではなく、“この相手とこれからも関係がうまく構築できるかどうか”に目を向けている気がする。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラ

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