「その他大勢」を脱する”構想力・分析力・巻き込み力”──結果につながる《3大ソフトスキル》の鍛え方 ー事例を交え徹底解説

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そして売り上げは単純化すると「来客数×客単価」である。

つまり、来客数が問題なのか、単価が問題なのかや、来客数を上げるためにどんな施策が考えられ、客単価を上げるためにどんな施策が考えられるかにここでも2分解される。

そして来客数については、例えば新規の客と既存の客、などに分解できて、どっちにより問題があるのかの検討であったり、それぞれ新規の客を呼び込むための施策や既存客の来店頻度を上げるための施策などに分解できる。

新規の顧客を呼び込むためのマーケティング施策と、既存顧客の来店頻度を上げるためのマーケティング施策が異なることは言うまでも無い。

より合理的な費用の使い方(=利益の拡大)を検討する

どっちにより重点を置くのが良いか、どっちがより効率的か。

そういったことを考え、より合理的な費用の使い方(=利益の拡大)を検討すべき、ということだ。

客単価においても、既存の商品なりの値上げ余地の検討に加え、購買品数を増やすための施策検討に分解できる。

ちなみにコンビニにおいて、レジの周りだけとっても、チキンやコーヒーに始まり、ドーナッツなど、商品数がどんどん増えていくのは、一度コンビニに来店した客の購買品数を上げることによって、客単価の向上を図っている施策、ということになる。

コンビニという性質上、当然のことながら、費用面では店舗家賃や人件費など固定性の費用がかかっている。

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