予約の取れない韓国料理教室が教える「水キムチ」、《美と健康のお守り》、果物も使ってアレンジ無限大の楽しさ

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同学校でまず教えられたのは、食べ物は毒にも薬にもなるということ。授業で食材の組み合わせや食べる順番にも意味があることを知り、学びが深くなっていくなかで、今まで食べてきた韓国料理の知恵や奥深さにも気づきました。

学校を卒業してからは、和食も学ぼうと割烹に修業に入りました。韓国の味も日本の味も大好き。私の料理には、和のエッセンスが合わさっています。

水キムチは美と健康のお守り

野菜を調味液に漬けて発酵させた「水キムチ」が大好きです。季節の野菜を漬けて楽しんでいたのですが、果物メインでも作ってみようと思い立ち、試してみたら大当たりでした。フルーティーで口の中に残る余韻が心地よく、色とりどりで作るのも楽しいのです。

ブルーベリーとカブの水キムチ
ブルーベリーとかぶ、赤玉ねぎ。ブルーベリーでさわやかに(画像:『ヒャンミレシピーズ予約のとれない韓国料理教室』)
ビーツと大根
ビーツと大根。ビーツが甘いので、青唐辛子は多めに(画像:『ヒャンミレシピーズ予約のとれない韓国料理教室』)

果物の糖のおかげで、発酵も順調に進みます。水キムチは発酵して乳酸菌がいっぱいの汁が主役で、どちらかというと、具は脇役です。ですから私は、スープのように盛りつけます。

夏の暑い盛りの水キムチは滋養食。食欲のない日も水キムチを口にすると、栄養がすみずみに行き渡っていくようで元気が出るので、冷蔵庫にはいつもスタンバイしています!

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